水道記念館の建物は、地上3階、地下2階になっています。そのうち、地上2階、地下1階の約3000平方メートルを開放しています。
- ①エントランス
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エスカレーター両脇の水路を流れ落ちる水。その水の流れを遡るかのように上へ向かうと幻想的な映像がお出迎えします。
- ②水工場
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水源から各家庭へ安全でおいしい水が届けられるまでの工程や工夫、水や水道管を守るためのさまざまな取り組みなど、札幌の水道事業について紹介するゾーンです。
水の工場:浄水場
自分が水になったつもりで中に入れる浄水場の模型。思いっきり体を動かしながら、水道水のできる仕組みが体験できます。
水道施設の維持管理
ガラスの床の下に水道管の配管を再現。普段見ることができない地下の水道管の様子を見ることができます。
実験ラボ
浄水場で使用している薬品や、「ろ過筒」を使って、にごった水をきれいにする、ろ過実験と水質管理センターで行っている水の検査が体験できます。
札幌水道マップ
空を自由に飛びまわっているような臨場感を味わいながら、札幌の水道施設についての情報がわかります。
- ③アクアタウン
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街イメージしたゾーンです。時代ごとの視点・グローバルな視点から人と水との関わりを紹介し、水に不自由しないことは、決して当たり前の事ではないことを伝えます。
水とくらしの時間旅行
スクールバスをモチーフにした展示です。バスに開いた穴をのぞくと時代ごとの水とくらしのシーンを見ることができます。
水道ライフ・発見ハウス
水とくらしの関係を紹介する家。台所やお風呂など各生活シーンでの水の使用量をペットボトルの本数で見ることができます。
世界の水事情
立ち並ぶ家のドアや窓を利用して、水不足に悩む国など世界の水事情について紹介し、水の大切さを伝えます。
水の防災インフォメーションコーナー
水道局の災害に備えた取り組みとわたしたちが日頃から実践できる災害の備えについても紹介しています。さらに、地震に強い配水管(耐震管)の模型も展示しています。
アクアシネマ
世界の水事情、札幌の水道水(アニメ)などを上映するミニ映画館です。
- ④サイエンスパーク
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水と親しみ、遊びながら、水の不思議や素晴らしさを感じてもらうゾーンです。
水の大循環ジム
天井部分は空、床部分は海をイメージしており、その間にしずくをイメージしたネットジャングルを配置。地球上を循環する水のようにジムの中を自由に動き回ることができます。
ウォッピースロット
3つの水車を水鉄砲でうって、ウォッピーの絵柄をそろえて遊びます。
ヘキシャボン
六角形のシャボンの膜に包まれ、シャボン玉の中に入ったような気分を味わうことができます。
エンジェルリング
テーブルを勢いよく押し込むと霧状の天使の輪が飛び出ます。
アップダウンウォッピー
ポンプ操作でウォッピーの浮沈子(ふちんし)を上下させ黒いリングを通過した回数で点数を競います。
- ⑤水道プレイスタジオ
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水道事業についておさらいができるゾーンです。また、上階の「水源の森」ゾーンと展示を連携させ、人々が使用した水が再び自然に戻っていくことを表現しています。
ボールコースター
水道水が水源からわたしたちのお家へ届くまでをボールコースターで学ぶことができます。
水道マンをさがせ!
街で働いている水道マンたちのお仕事をイラストで紹介します。
- ⑥水道記念室
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札幌の水道事業の歩みを後世に伝えるために、水道局が所蔵する資料や収蔵品を展示し、水道事業の歴史を紹介します。「モノから感じとる」をテーマに、文字解説パネルなどを最小限にとどめた展示スペースです。